橘もものお仕事だより

橘もも(作家)と立花もも(編集・ライター)のお仕事お知らせブログです

お礼(『OVER DRIVE』ノベライズについて)

近くなったら告知しますといいながら
まったくもって更新してなかったブログ。
もう公開も終わろうとしておりますが、
OVER DRIVE』ノベライズ版、発売中です(遅すぎる)。

 正直なところ、最初はなぜ私にこの作品が……?
と思ったのですが、関われてとても楽しい作品でした。
前回のブログにも書きましたが、
A.B.C-Z×ダカール・ラリーの漫画原作を担当することになったタイミングと
執筆期間がややかぶりまして、
セレンディピティってこういうことかなあという感じ。
ダ・ヴィンチ』のお仕事をつうじて、
A.B.C-Zやプロレスにがっつりハマっていたことで、
女子とはちがう男子の関係性が、私のなかに腑に落ちていたのかもと思います。


小説はあくまでも映画の付属品。
もちろん単体で楽しめるように書いたつもりですが、
迫力満載の映画に対して人間関係の描写を補完しました。
みなさん、楽しんでくれるかなあと思ってこっそりTwitter検索していたのですが、
かなり熱く盛り上がってくださっていて、
小説と映画のループで楽しめる!とおっしゃってくださっている方も多く
とてもとても嬉しかったです。ありがとうございます。
とくに兄弟萌えの方々が、驚くほどの情熱で読み込んでくださっていて、
すこし自信にもなりました。
男の子が書けない、 というのはデビュー当時から悩みでもあったので……。
ちょっと個人的に落ち込んでいた時期なのですが、元気にもなりました。
「え、これ私のことかも」と思われたら、たぶん、そうです。


本当は個別にお礼を伝えて全力握手をしたいくらいなのですが
(とくにおひとりすごい元気の出る言葉をつぶやいてらした方がいた)、
ツイートの引用はいやがられるかもしれないし、
この場でお礼を伝えさせてください。本当にありがとうございました。 


これからもがんばります。

 

OVER DRIVE (講談社文庫)

OVER DRIVE (講談社文庫)

 

 

そういえば、講談社の雑誌『IN★POCKET』で東出さんの取材をしましたが、

kodanshabunko.com

 

ダ・ヴィンチ』で羽住監督の取材もしたのです。


ライター兼業しているとこういうこともある。
(どういう立ち位置で取材をすればいいのか、ちょっと戸惑った)