橘もものお仕事だより

橘もも(作家)と立花もも(編集・ライター)のお仕事お知らせブログです

A.B.C-Z特集と映画『OVER DRIVE』ノベライズ

すっかりほんとに更新していませんでしたね…
橘もものお仕事はそうそう頻繁にないし、
立花ももは細々しすぎてて、
生来のめんどくささとあいまって(これが一番の原因)、
すっかり放置してました。ほんと、たちあげ当時に予想したとおりです。
が、めずらしく橘もも関連でお知らせが2つあるので更新。

 
①『ダ・ヴィンチA.B.C-Z特集に参加しました

いやそれライターとしての仕事だろ?
て感じなんですけど、そうなんですけど、
橘もも名義で、企画マンガの原案書かせてもらったのです。

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『リトルウィッチアカデミア でたらめ魔女と妖精の国』発売


久しぶりに本が出ました!
アニメ『リトルウィッチアカデミア』のノベライズ。
小説だけのオリジナルストーリーです。

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『ダ・ヴィンチ』5月号、塚田僚一さんインタビューなど


1年くらい更新してませんでした!
案の定です。こうなると思っていたよ……。
が、久しぶりに本を出しましたので、更新しようと思います。
まずは雑誌のお仕事。
更新しないあいだも、なんやかんやと毎月、『ダ・ヴィンチ』のお仕事してました。
発売中の『ダ・ヴィンチ』ではA.B.C-Z塚田僚一さんインタビューなどしています。

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『ダ・ヴィンチ』② 中村文則特集

ダ・ヴィンチ』では中村文則特集もお手伝いしています。
 新刊『私の消滅』発売を記念しての特集。
これもまた……おもしろい……! 読んだら必ず二度味わいたくなる、
何度も読み返して自分の中で深めていきたくなる作品です。
私の消滅

私の消滅

 

 

担当したのは、さいきんおなじみになってきた寄稿企画。
中村さんをよく知る方々に寄稿をいただいたりインタビューさせていただいたり。
作品だけでなくお人柄も愛されている作家さんなのだな、
とつよく感じた企画でした。

 

それから「FUMINORI NAKAMURAが世界で賞賛される理由」で、
アメリカの出版社の方や翻訳家の方など、
英語圏の方からみた作品の魅力を語っていただいています。

 

それから又吉直樹さんの特集でも行った
「中村さんが太宰治短編集をつくるなら」という企画。
おすすめの作品をご紹介いただいています。
 
ほかにも企画としては脳科学者の松尾豊さんとの対談や、
乃木坂46高山一実さんとの対談、
西加奈子さんと村田沙耶香さんとの対談、
そしてもちろんご本人のロングインタビューなどもあり、読み応えたっぷりです!

 

ダ・ヴィンチ 2016年8月号
 

 

そういえば又吉さんの最近出された本で、
以前取材させていただいた『又吉さんが太宰治短編集をつくるなら」の
企画が収録されているそうです。こちらもぜひお読みください。 
夜を乗り越える(小学館よしもと新書)

夜を乗り越える(小学館よしもと新書)

 

 

『ダ・ヴィンチ』①菅田将暉さん、賀来賢人さん、羽田圭介さんインタビュー

今日発売の『ダ・ヴィンチ』、表紙の菅田将暉さん、
カルチャーダ・ヴィンチ賀来賢人さん、
それからサントリースペシャル小説を書いた
羽田圭介さんの取材をさせていただきました。
ダ・ヴィンチ 2016年8月号
 

 

菅田将暉さんは映画『セトウツミ』、
賀来賢人さんは映画『森山中教習所』の公開にちなんでなのですが、
期せずしてふたつともマンガ原作、男子の友情を描いた物語。
毛色はちょっとちがうのだけど、どちらも、イイ。
こんなにも原作どおりで、なおかつ原作とちがう表現と魅力を編み出せるものか!
と感嘆しました。ほんとうに、ふたつとも。

 

『セトウツミ』は池松壮亮さんとふたり、
高校生が放課後の河原でただしゃべっているだけの青春。
森山中教習所』は、
大学生(野村周平さん)とヤクザ(賀来さん)という道の違った元同級生が
非公認教習所でひと夏を過ごす物語。
どちらも、どこか距離のある、べたべたしすぎない、
だけど互いをかけがえのない存在として救いにしている二人の物語。
ブロマンス好きにはたまらない青春作品だと思います。 
 
それでいて両者、味わいがまったく違うのがいい。
どちらも劇場に足を運んでもう一度みたいと思います。
この夏にぴったりですよ。
セトウツミ 1 (少年チャンピオン・コミックス)

セトウツミ 1 (少年チャンピオン・コミックス)

 
オリジナル・サウンドトラック「セトウツミ」

オリジナル・サウンドトラック「セトウツミ」

 

 

森山中教習所 (ビッグコミックス)

森山中教習所 (ビッグコミックス)

 

 

羽田圭介さんの小説は、「え、これもしかして本人の話なんじゃ……」
と思えるような仕掛けが味噌の作品です。
キャンペーン応募で読める貴重な一作なのでぜひ。